ベビーエールとは?名古屋市の子育て支援制度の概要
最大5万円分のカタログギフトがもらえる支援
「出産って嬉しいけど、何かとお金がかかる…」そんな声に応えるのが、名古屋市の子育て支援制度 「ベビーエール」 です。
この制度では、赤ちゃんが生まれた家庭に 5万円相当のカタログギフトポイント(約50,000pt) が贈られます。
ベビーカー、チャイルドシート、粉ミルク、日用品、さらには写真撮影や育児サービスまで、
幅広いジャンルの中から自由に選べるのが特徴です。
しかも、出産後に名古屋市から自動的に案内状が届くため、申請不要・手間なしで受け取れるのが魅力なんです。
所得制限なし!すべての新生児世帯が対象
もうひとつ嬉しいポイントは、所得制限が一切ないという点。
つまり、「どんな家庭でも」対象になります。
出産や育児に関する経済的支援を公平に届けるという、名古屋市の子育てへの強い思いが込められています。
ベビーエールの対象者と受給条件
対象となる家庭の条件まとめ
名古屋市で出生届を提出した家庭
出産した際に、出生届を名古屋市に提出した家庭が対象です。
これは、出産時に名古屋市に住民票があるかどうかで判断されます。
出生届を出した後、おおむね1〜2か月で名古屋市から案内状が届き、そこにログインIDとパスワードが記載されています。
赤ちゃんが1歳になる前に名古屋市に転入した家庭
他の市町村で出産した場合でも、お子さんが1歳になるまでに名古屋市へ転入すれば対象になります。
この場合も、転入届の手続き完了後に名古屋市が情報を確認し、該当家庭へ案内状を発送します。
対象外となるケース
転出後に出産した場合
出産時にすでに名古屋市外へ転出していた場合、その家庭は対象外になります。
転出先で別の自治体の支援制度を受け取れるケースもあるので、引っ越し前後は各自治体の制度を事前に確認しておくと安心です。
住所変更の時期が対象外期間にかかるケース
出産届や転入届を出すタイミングが遅れてしまい、行政のデータ登録が出産時点で完了していない場合、
一時的に対象外となるケースがあります。
名古屋市役所の担当課に早めに相談して、登録が完了しているかを確認しておきましょう。
転入・転出のタイミング別の注意点
転入時の申請手順と注意ポイント
名古屋市に転入した際は、転入届提出後に案内状が届くまで1〜2か月程度かかるのが一般的です。
もし出産からしばらく経っても届かない場合は、役所に確認するのが確実。
また、転入時に「母子健康手帳交付済証」を提示しておくと、スムーズに対象確認が行われます。
転出予定がある場合に確認すべきこと
出産後まもなく転出する予定がある場合、転出後は対象外になる可能性があります。
制度の対象は「出産時点で名古屋市に住所があること」が原則。
もし引っ越しの予定がある場合は、転出時期を慎重に調整しておくのがポイントです。
双子・多胎児の場合の支給はどうなる?
ベビーエールは、子ども1人あたりに5万円分の支援が受けられます。
双子や三つ子などの多胎児家庭の場合、それぞれに支援が行われるため、実質2倍・3倍のポイントを受け取ることができます。
多胎育児は何かと出費がかさむ時期なので、これは非常に心強いポイントですね。
ベビーエールの案内が届かないときの対処法
出産後2か月を過ぎても届かない場合の確認先
通常は出産届提出から2か月以内に案内が届きますが、届かない場合は以下をチェックしましょう。
- 出生届の提出先が名古屋市外になっていないか
- 転入手続きが完了しているか
- 郵便不在票や保管期間切れになっていないか
これらを確認した上で、必要であれば市役所に問い合わせを行います。
問い合わせ先(名古屋市子ども青少年局)一覧
- 部署名:名古屋市子ども青少年局 子育て支援課
- 電話番号:052-972-3085(平日8:45〜17:15)
- メール:kodomo-support@city.nagoya.lg.jp
※最新の連絡先は名古屋市公式サイトで確認してください。
再発行に必要な書類と流れ
案内状を紛失した場合や、住所不備などで返送された場合は、再発行手続きが必要です。
再発行時に求められる主な書類は以下のとおり。
- 保護者本人確認書類(運転免許証など)
- 子どもの健康保険証または母子健康手帳
- 住所確認ができる書類(住民票など)
問い合わせから再送まで、おおむね1〜2週間程度が目安です。
まとめ|自分が対象かを早めにチェックして安心の準備を
対象条件を把握しておくことが育児支援の第一歩
「名古屋市で出産予定 or これから転入予定」という方は、
ベビーエールの対象条件を事前に確認しておくと安心です。
所得制限がなく、すべての家庭が対象というのは大きな魅力。
出産後にスムーズに支援を受けられるよう、住所登録・転入手続きのタイミングをしっかり管理しましょう。
届いた案内を見逃さず、期限内に活用しよう
案内状は出産後1〜2か月で届きます。
封筒を見落とさず、内容を確認したうえで、早めにカタログサイトにアクセスしておくことがポイント。
支援をしっかり活用すれば、育児用品や生活必需品の費用負担をぐっと軽くできます。

